ノア☆ザミ

オリ棒創作の説明的なのを投稿。

罪深き血-2

「…どうする?」
「一応、行ってみますか…。少しだけ戸惑いますが…(汗)」
嫌だな…、また変な要求してくるだろうし。
裏道を通って行くと周りの風景変わる…。
夜鷹、梅毒、物ごい…身分に差があれば今日を暮らしていくのが精一杯…
その中で一際目立つ看板。
風俗でもあり、普通の接客業だったり…一つわかるのは独特しい匂い。
中に入って、奥へ奥へと進む…一部屋まで付くとノックする
「どうぞ~」
「っ…」
中から声を広い、中へと入る。
「はーいいらっしゃぁ~い★」
顔を覆い隠すほど長い銀髪、その間から見えるギザ歯、中国衣装に近い身をまとってる。
「鬼灯…突然の訪問を失礼します。ちょっと訪ねたいことが…」
「う~ん最近あった落下してきた変死体でしょ~?」
「もう聞き耳入れてたんですね…」
「"それっぽい"事件ってのは必ず入るしね~。あ、適当に座ってね~」
と鬼灯は言うが…適当????
そこらに棺や人ぐらいの大きさの十字架などあるが…、椅子の存在がない。
流石に棺は遠慮したいから、消去法の十字架の座る。
「んで、最近の事件についてね~」
「…一つは、死因についてなんだけど…」
「あぁあれね?…あれただの刃物じゃぁないね~」
鬼灯は壺に手を突っ込みクッキーを噛る
…刃物じゃない?それも、"ただの刃物"ではない
意味深に答える鬼灯に更に問う。
「どういうこと?」
「う~ん?そうだねぇ~?」
「……分かった。出来るだけ報酬は望み通りにあげるから教えて欲しい…」
焦れったく答えない鬼灯にため息をしつつ聞いた
それを聞いた鬼灯はニヤリと笑い、答えた
「ひひ…あれねぇ…"異能"による刃物だよ~。」
「!!」
「だから遺体を解剖しても、刃物の判明は不可能だよ~。勿論、証拠の刃物は出てこないしね~。」
「……そうなると、刃物を出せる異能者…または、刃物状に出来る異能者かってことか…」
私は顎を添えて呟く
今のところ、それらしい異能者は見たこと無いし…一度店に戻って、資料を確認し直すか…
私の表情で分かったのか、いきなり顔を近づけてきた
「っ!?」
「んじゃ"いつもの報酬"ね~?」
顔は隠れてもニマニマするのは解る。
情報を貰った手前、断れない…
「はぁ…劉…注射器ある?」
「ん…」
懐から空の注射器を貰う。
私は自身の腕に射す。
「っ…」
…うわっ…血を抜かれる感覚好きじゃないんだがな…
最大限の量を取り出すと、容器に入れ鬼灯に差し上げた
「ふひひ…毎度有り~」
「"ナニ"に使うかは聞かないであげるけど、人間には使わないでね」
「ひひひ。分かってるさ…"人間"には使わないさ…"人間"にはね~?」
「……。」
ふぅと息を吐く
「それじゃ…」
「次も待ってるからね~」
鬼灯は右手で手を降る
ある程度歩くと、少し座り込んだ
「コウ?」
「ごめん…軽い貧血…」
座り込んだまま顔を上げる…
私の顔をそっと触れる劉
「今日の調査はここまでだね…刃物を出せる異能者、または刃物状に出来る異能者が容疑者だって分かったし…」
「そうだね…」
劉は特に聞いてなかったようでしっかり聞いててくれてた。
それもしっかり理解してる…
彼以上に理解力のある子はなかなかいない…、

 


暗い空間…、洞窟のような場所だ…。
ポニーテールのように腰ほどの長髪の男は口を開く
「そう、奴等も動き出したか…」
「はい…ただ、今のところ奴等も"いつもの事件"と思ってるようです」
長身な男。右目大部分を継ぎはぎしたような顔、左目は桔梗色、右目は金目。大部分が赤毛で前髪半分は銀髪。
長髪の男はニッコリとギザ歯を見せて笑う。
「紅斗くん、報告ありがとうねぇ…変化が解り次第で報告もお願い」
「はい!」
後ろへ下がり姿を消す。
「サキちゃん…準備万端かい?」
「……ボスの仰せの通りに…」
死装束風の和服女性。虚ろな目。長髪な白髪と黒い瞳
機械的に…軽く答える。
「あ、そうそう…黒鉄くんの記憶消去は?」
「…、我々の基地範囲内を越えたら、発動するように手筈してます」
「そう…なら放置でいいかぁ…」
石板にそっと触れる…
四方角と、中心に二つの窪み…
「妖魔界と繋がる道はもうすぐ…」
薄く笑い石板を撫でる

続く